対象薬剤および対象疾患の現在および将来の市場性を様々な手法で評価し、お客様の戦略立案のフルサポートを行います。
患者数予測
薬剤の市場性評価のスターティングポイントとなる患者数は、プロジェクトのGo/No-Go決定や新製品/既存品の売上予測の基礎データであり、精度の高い患者数データが必要となります。また、患者数から市場を理解することで、潜在市場の規模、アンメットニーズの大きさ、そして将来への市場変化を知ることになります。 短期の売上予測はもちろん、中長期の投資判断においても重要な指標になっております。
病因、診断状況、治療現状、人口動態変化、対象疾患を取り巻く様々な要因を加味し、最適なデータソースとアプローチでお客様の市場性予測をサポート
患者数予測 20年以上の経験をもとに、疫学分析の専門チームが網羅的な疫学情報の収集および各情報ソースの特徴を捉え、情報を精査いたします(文献検索)。そして、精査された情報ソースを基に統計的に患者数を分析いたします。納品物は、患者数データだけでなく、疾患背景、データソースの特徴、患者数推計方法に関するレポートも含まれております。
ローデータから最終分析結果までの明確なプロセス(Excel) および 疾患背景から最終的な分析結果+インサイトを纏めたレポート
お客様の社内レポートにそのまま使用できる明確な予測根拠、納品説明会では調査担当者による分析過程での気づきをご提供いたします。
特定疾患の患者数(罹患・有病率 + 必要なセグメント等)~ 2050年までの推計をご提供
主な分析ソース
各種統計、学会刊行物、複数の医学論文データベース、各種書籍など
分析手法
カーブフィッティングやメタ分析などを用いて、性・年齢別有病率・罹患率を分析し、将来の人口動態を加味して患者数を推計
売上予測
売上予測はビジネスの意思決定における重要プロセスであり、対象とする市場の特徴をしっかり理解した上で、将来の競合や環境変化を定量的に分析しステークホルダーとの合意形成を得る必要があります。
売上予測専門チームによる、サイエンス・コマーシャル両側面からの市場分析+最適な予測アプローチをご提案
サイニクスでは、20年以上販売実績を持つ医療用医薬品市場専用の売上予測モデル(Forecast Architect®)と、お客様のニーズに即したカスタムベースの売上予測プロジェクトの経験を基に、お客様のご要望に応じた最適な売上予測のサポートを行います。
弊社の売上予測は、主に患者数予測モデルを用いて、対象薬剤/市場の将来動向、競合状況、環境変化をお客様と一緒に考え、それに即した予測アプローチのご提案を行います。そして、薬剤のライフサイクル・ステージに応じた予測粒度を考え、仮設項目や入力方法など、お客様の実務のお役に立てるモデル構築を行っております。
ビジネスニーズを包括サポート
売上予測専門チームによる対象製品に対応した最適な売上予測のデザインから最終レポートまで包括的なサービスをご提供します。また、仮説構築に関しても、お客様の状況に応じてフレキシブルに対応可能です(市場調査の実施、お客様が別途行った市場調査や分析データの検証など)。
以下 ポイントを抑えたモデルデザインにより、ビジネス戦略上のレバレッジポイントの明確化、様々な環境変化に対応した
ビジネス・シミュレーションが可能となります。
Visualization
- 定量化された仮説入力
- 誰が見ても分かる戦略ストーリー
Simulation
- 戦略とリンクした売上予測のシナリオ展開
- 環境変化に迅速に対応できる可変パラメーター
オンコロジー市場横断分析
近年、腫瘍の生物学的特性が明らかになる中、オンコロジー薬剤の開発はがん種横断的なアプローチが取られるようになってきています。
また、一つ一つのがん種のセグメントはより細かくなり、オンコロジー市場の評価はより複雑さを増しております。
開発優先順位付け、アンメット・ニーズの高いセグメントの同定等、複数がん種の詳細を分析
オンコロジー市場の分析において重要となるのは、患者セグメント別での分析となります。
がん種はもちろん、ステージ、組織型、バイオマーカー、薬物治療ライン別、使用レジメン別など実臨床におけるセグメント別での市場実態および開発動向を分析いたします。
オンコロジー専門チームによる分析軸の提案から開発優先付けまでトータル・ソリューションを提供
サイニクスでは、Synix Oncology 所属メンバーが、グローバル・ローカルの観点からオンコロジーの過去・現在・今後の市場性/治療/開発動向の情報(CancerMPact🄬)をもとに、お客様の目的に沿って市場分析の切り口のご提案から最終的なフォーカス・セグメントの推奨まで、お客様のビジネス・パートナーとしてトータル・ソリューションを提供いたします。
戦略立案の基礎データとして、市場規模、治療動向、将来の競合状況を包括的に分析
ポートフォリオ戦略、上市戦略、LCM戦略、ライセンシング評価などに広く活用頂いてます。
- 市場機会の可視化
- 開発の優先順位付け
- アンメットメディカルニーズの把握
- 開発・競合情報の整理
- 市場の魅力度の分析
統一した指標でがん市場を横断的に分析