日本がん登録協議会 第30回 学術集会「がん登録を支える技術」が、6月9日(水)~11日(金)にWeb開催されます(詳細ページへ)。
今回で30回目を迎えた本会は、「技術」を単なる技法だけでなく、データを創ったり、使ったりする人の営みをあわせて「テーマ」としています。サブテーマには「希少がん、小児・AYA世代のがん」が取り上げられており、製薬企業の皆様にも興味深い内容ではないかと存じます。
弊社サイニクスでは今回の 第30回 学術集会においてもスポーンサーを務めており、今後もがん登録の未来を支えて参る所存です。
6/11(金) 13:00~16:30 市民公開講座(無料 ZOOM/YouTubeライブ配信 予定)
6月11日(金)の午後には、市民公開講座が開設されております(無料でZOOM/YouTubeライブ配信 予定)。がん登録情報の社会への還元を目指し、様々な立場の演者が「がん登録で社会のニーズにこたえるには?」をテーマに講演される予定です。
弊社サイニクスも「第2部 企業のニーズ」(14:10-15:00)というテーマで、製薬企業がどのようにデータを使っているのか?何を求めているのか?をお話させていただきます。皆様、ぜひふるってご参加ください。
サイニクスの研究活動 「がん統計データの提供や活用方法の国際間比較」にもご注目ください!
弊社サイニクスでは2017年より二期にわたり厚生労働省 科学研究費補助金 がん対策推進総合研究事業に参加し、研究班の一員として製薬業界におけるがん登録情報の利用実態や利用ニーズ、要望等を調査。その成果を論文として発表しています。2期目となります弊社の分担研究のテーマは「医療情報収集・提供の仕組みの国際比較」です。
がん登録データを含む医療情報収集・提供状況を、国際がん登録協議会(IACR)やアジア国立がんセンター連盟(ANCCA)等のネットワークを利用して調査し、調査結果を基に日本での医療情報の提供のあり方を提言します。
調査結果はまた、厚生労働科学研究成果データベース(https://mhlw-grants.niph.go.jp/)で報告書として発表してまいります。
過去の研究活動報告【2017年~2020年】
「都道府県がん登録の全国集計データと診療情報等の併用・突合によるがん統計整備及び活用促進の研究」
(研究代表者:松田智大 国立がん研究センターがん対策情報センターがん登録センター)
サイニクスの分担研究テーマ
- 『産業界におけるがん登録データ活用の検討』
- ・平成29年度報告書(PDFをダウンロードする)
・平成30年度報告書(PDFをダウンロードする)
・令和1年度報告書(PDFをダウンロードする)
- ・平成29年度報告書(PDFをダウンロードする)
- 『既存のがん関連統計情報の整理』
- ・平成30年度報告書(PDFをダウンロードする)
研究班の活動報告については 弊社ウェブサイト『全国がん登録関連』にてご紹介しております。
がんに関する情報について、何かお役に立てることがございましたらお気軽にお問い合わせください。