ダイジェスト
2008年9月17日に三菱ビル コンファレンススクエア エムプラスにて開催致しましたセミナー『オンコロジー・マーケティングのポイント』では、 多数の皆様にご来場いただき盛況のうちに終えることができました。ご参加くださった皆様、誠にありがとうございました。今後も随時、セミナー開催を予定しておりますので是非ご参加ください。
トピック
“ONCOLOGY RESEARCH AND DEVELOPMENT – EMERGING TRENDS”
中外製薬株式会社
研究本部 創薬研究第二部長
青木 裕子博士
同社におけるがん領域研究のヘッドを務められる青木博士からは、研究開発におけるグローバルのトレンドについて解説をいただきながら、日本の研究開発が今後どうあるべきかについてのご講演をいただきます。
“オンコロジービジネスにおけるノバルティスの戦略”
ノバルティスファーマ株式会社 オンコロジー事業部長
淺川 一雄 氏
オンコロジー領域におけるリーディング・カンパニーの立場から、当該領域での成功要因についてご講演いただきます。
“これからのオンコロジー・マーケティング”
ファーマ・マーケティング・コンサルタント
井上 良一 氏
オンコロジー・マーケティングの第1期とでも称すべき2001~2002年でのハーセプチン、リツキサン、グリベック、イレッサの日本における上市を経て、その後次々と分子標的抗がん剤が上市されるようになってきている。そして今やオンコロジー・マーケティングは第2期を迎えつつある。日本におけるがん死亡数が増大する中でその市場機会はますます拡大しているが、市場での競合も厳しくなりつつある。第1期でのオンコロジー・マーケティングの経験を踏まえて、新規抗がん剤で取るべきマーケティング戦略・戦術を提示したい。そしてそれらの内容がこれから日本で新規抗がん剤の開発・上市を計画している企業の担当者に役立つことを期待したい。
“ がん領域の売上予測における患者セグメンテーション - 課題と対応例”
サイニクス株式会社
シニア・マーケットアセスメント・コンサルタント
ウィリアム・カチェリス博士
患者のセグメンテーションは、フォーキャスティングの重要考慮事項である。今回は特にがん領域に的を絞り、幾つかの例を挙げながら患者セグメンテーションの例を紹介したい。
- 人口構成の変化が将来のがん患者数(全がん種)に与える影響
- 原因疾患ががん患者数に与える影響(肝がんを例に)
- ワクチンががん患者数に与える影響(HPV/Gardasil: 子宮頸がんを例に)
- 治療ががん患者数に与える影響(Gleevec: CMLを例に)
- がん市場に画期的な薬剤を上市する: 重要な患者セグメンテーションとセグメント間の関係(新しい治療を待っていた(プールされていた)有病患者、新患、再発患者: 脳腫瘍を例に)
- 治療ライン別のフォーキャスティング(大腸がんを例に)
日時
2008年9月17日(水)10:00 ~ 15:40(予定)
会場
三菱ビル コンファレンススクエア エムプラス「グランド」
参加資格
医薬品およびバイオ企業従事者のみを限定対象としています