弊社サイニクスが日本国内で独占的に販売・サポートしている疫学統計データベース『Epi Database🄬』(エピ・データベース)では、今春よりNASH (Non-Alcoholic Steatohepatitis / 非アルコール性脂肪性肝炎 ) の日米欧の患者数データの提供を開始しました。
NASH 患者数提供について
※『Epi Database🄬』ご契約企業向けの限定配信メールより一部抜粋
NASH(Non-Alcoholic Steatohepatitis/非アルコール性脂肪性肝炎)は、NAFLD(Non-Alcoholic Fatty Liver Disease/非アルコール性脂肪性肝疾患)の一種であり、脂肪肝から徐々に進行する肝臓病です。NAFLDにはNASHの他に単純性脂肪肝である非NAFL(非アルコール性脂肪肝)が含まれます。NASHの確定診断には生検が必要となりますが、侵襲性が高いため、全症例での確定診断を行うことが難しい疾患です。
『Epi Database🄬』では今回、日本のデータでは線維化が進んだNASH患者数を報告する疫学研究を用いて、FIB-4 indexとBAAT scoreの2種類の患者数を提供開始。両指標ともに肝線維化の程度を非侵襲的に評価するスコアリングシステムで、それぞれで評価項目が異なります。なお、日本のNAFLD/NASHガイドラインによると、FIB-4 indexはNAFLDにおける肝線維化のスクリーニングへの使用を推奨しています。
Epi Database🄬 (エピ・データベース)とは?
220疾患以上の患者数を2055年まで予測した疫学統計データベースです。弊社サイニクスでは、20年以上の医薬品業界における患者数分析の経験をもとに、売上予測、開発の優先順位付け、マーケティング戦略の基礎データとして、医薬品市場評価に欠かせない信頼性の高い「患者数」データを1疾患・1領域からご提供しています。
充実した疾患領域
- 中枢神経(CNS)
- 免疫・炎症
- 循環器
- 生活習慣病
- 希少疾患
- 内分泌・代謝
- 消化器
- 感染症
- 呼吸器
- 泌尿科
- がん
- 婦人科
- 血液
- 皮膚
- 腎臓
- 筋・骨格
- 眼
- 疼痛・麻酔
- プロシージャー
2023年下半期 Upcoming Updates
『Epi Database🄬』(エピ・データベース)では、以下の領域・疾患において最新の疫学情報や文献をもとに疫学データの更新を予定しています。
- 喘息、アレルギー性鼻炎、COPDなど 呼吸系疾患
- SLE、ループス腎炎、強皮症など 免疫疾患
- うっ血性心疾患、末梢動脈疾患など 循環器疾患
『Epi Database🄬 』は、ユーザーの皆さまのリクエストを基に翌年以降のアップデートおよび新規追加する疾患を検討しています。