「希少がんの疫学と臨床研究 ~ 第8回 がん統計に関する勉強会(2/21)」~ 厚生労働省 科学研究費補助金 がん対策推進総合研究事業における活動よりご紹介

弊社サイニクスが2017年より活動している厚生労働省科学研究費がん政策研究事業「がん統計を活用した、諸外国とのデータ比較に基づく日本のがん対策の評価のための研究」松田班は、来る2月21日に製薬企業担当者を限定対象とし「希少がんの疫学と臨床研究 Epidemiology and Clinical Research of Rare Cancers」をテーマにセミナー(勉強・調査会)を開催することになりましたのでご紹介いたします。

サイニクスと研究班との繋がりと役割

弊社サイニクスは2017年より「がん登録整備及び活用促進の研究班」の分担研究班の一員として「産業界におけるがん登録データ活用の検討」の研究に参加。その後も継続して研究班の活動に参加。現在は2023年4月より3期目となる「がん統計を活用した、諸外国とのデータ比較に基づく日本のがん対策の評価のための研究」(松田班)の分担研究員として研究中。本研究の一貫として、過去7回開催された同調査・勉強会では、製薬企業担当者累計1,102名(66社)を対象に、製薬業界におけるがん登録およびがん関連統計に対するニーズ調査を行い、報告書を執筆しました。

また、サイニクスとしてもがん登録データの活用促進に取り組んでおり、論文「全国がん登録データを用いたICD-O-3コード別血液がん罹患患者数の報告」をサイニクス社員が執筆し、2024年、英国Future Science OA誌に掲載されました( Full article: Incidence of hematologic cancer types in Japan by ICD-O-3 code: analysis of National Cancer Registry)。

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