弊社サイニクスでは2017年より二期にわたり厚生労働省 科学研究費補助金 がん対策推進総合研究事業に参加し、研究班の一員として製薬業界におけるがん登録情報の利用実態や利用ニーズ、要望等を調査。その成果を論文として発表しています。
これまでにサイニクスが発表した論文テーマ
- 『医療情報収集・提供の仕組みの国際比較』
- 『既存のがん関連統計情報の整理』
- 『産業界におけるがん登録データ活用の検討』
この度、同事業の第二期目(2020年~2023年)「国際比較可能ながん登録データの精度管理および他の統計を併用したがん対策への効果的活用の研究」(研究代表者:松田 智大 / 国立がん研究センター がん対策研究所)研究班は、産業界でのがん統計の利活用を検討・促進するための研究の一貫として、製薬企業の皆様を対象に「第6回 がん統計に関する調査・勉強会」を開催する運びとなりました。弊社サイニクスは調査・セミナー運営事務局として参加いたします。
第6回 勉強会(講演) テーマ:希少がんの疫学と臨床研究の進め方
〇『希少がんの国際共同研究の進め方 疫学から臨床研究へ』
松田 智大(国立がん研究センター がん対策研究所 国際政策研究部 中央病院 アジア連携推進室 企画戦略局 国際戦略室)
〇『住民ベースがん登録データに基づく希少がんの疫学』
杉山 裕美(公益財団法人 放射線影響研究所 疫学部)
サイニクスと研究班の繋がりと役割
弊社サイニクスは2017年4月より「がん登録整備及び活用促進の研究班」の分担研究班の一員として「産業界におけるがん登録データ活用の検討」の研究を担当しています。
過去5回開催された同調査・勉強会では、製薬企業担当者累計704名(59社)を対象に、製薬業界におけるがん登録およびがん関連統計に対するニーズ調査を行い、報告書を執筆しました。