弊社サイニクス主催セミナー『日本における疫学研究の過去、現在、未来』（2022年9月8日開催）にてご講演いただきました片野田耕太先生（日本疫学会理事 / Journal of Epidemiology編集長）より、セミナー中にご紹介したJournal of Epidemiology ウェブサイトのリニューアルが完了したとのご連絡がありましたのでご紹介いたします。

Journal of Epidemiologyとは？

Journal of Epidemiologyは、日本疫学会が公式に発行するオープンアクセスの学術雑誌（英文）です。リニューアルしたサイトでは、Most Accessed（人気の論文）、Editors’ Picks （注目の論文）などの新コーナーが追加されています。また、 Covid-19感染症等の注目トピック、人気シリーズ「疫学統計手法の落とし穴とコツ」など様々な疫学情報をご覧いただけます。新サイトへはこちらからアクセスしていただけます。Twitterでも更新状況配信中とのことです。

片野田耕太先生 ご講演セミナー 『日本における疫学研究の過去、現在、未来』について　

日本の疫学研究の現状や他国との違い、RWD、希少疾患などをご講演いただきました。

トピック

• 日本における大規模疫学研究の歴史
• リアルワールドデータ、AI、PHRなどが疫学研究におよぼすインパクト
• 希少疾患と記述疫学
• 日本の疫学研究の国際的な立ち位置
• 疫学研究の未来－世の中を変えるためには
• コロナが変えた疫学の風景 　　　など

なお、片野田先生には2015年に開催した『日本の “真のがん罹患率” を読み解く ～ あなたの売上予測は見直すべきか? ～ 』セミナーでもご講演いただいています。また、厚生労働省 科学研究費補助金 がん対策推進総合研究事業『都道府県がん登録の全国集計データと診療情報等の併用・突合によるがん統計整備及び活用促進の研究』（研究代表者：松田 智大　国立がん研究センター がん対策研究所 ）の 研究班（2017年～2020年）でご一緒させていただきました。