この度、弊社サイニクスが日本国内で独占的に販売・サポートしているオンコロジー総合データベース『CancerMPact 🄬(キャンサーインパクト)』において、胆道がんの治療動向・開発動向・疫学データを新たに追加します。これからも、CamcerMPact🄬は激しく変化するオンコロジー市場の「今」をお届けするために、日々進化し続けています。
新薬で変化する胆道がんの治療 ~ 『Treatment Architecture』
近年、転移性胆道がんの1次治療ではS-1等従来の化学療法に加え、2022年以降は免疫チェックポイント阻害剤が治療選択肢に加わり重要な役割を担っています。またFGFR2融合遺伝子陽性の胆道がんは、複数のFGFR阻害剤が承認されるなど、このほかNTRK融合遺伝子、IDH1遺伝子などバイオマーカーによる細分化が進んでいます。なお、Treatment Architectureでは、胆嚢がん、肝内胆管がん、肝外胆管がんを、大きく切除可能、切除不能(局所進行/転移性)に分けて調査してご提供しています。
胆道がんの開発動向 ~ 『CancerLandscape』
胆道がんのサブタイプ別に全Phaseの臨床試験情報をご提供します。治療ライン(Line of Therapy)、バイオマーカー、作用機序などオンコロジー領域に特化した検索フィルターが搭載されたCancerLandscapeを使い、膨大な臨床試験からより的確な情報をご入手いただけます。なお、情報は毎週更新してお届けしています。
CacerMPact🄬(キャンサーインパクト)とは?
以下の4つのモジュールから構成されており、戦略立案の基礎データとして市場規模、治療動向、将来の協業状況を網羅。研究開発から上市後の市場評価まで幅広い業務でご活用いただけるオンコロジーに特化した総合データベースです。国内で約30社、グローバルで約70社の製薬企業様にご導入いただいています。
CancerMPact®が提供する4モジュールとその特徴
- 治療動向
Treatment Architecture全ステージの治療実態を今日の臨床に沿ったセグメントで調査(組織型別、バイオマーカー別など)。新薬の浸透傾向、調査結果に対するインサイト、アンメットメディカルニーズも提供 - 疫学
Patient Metrics各国の「がん登録」を基に分析をした患者数統計データベース。進行・再発を加味し、2055年までの患者推計を提供 - 開発動向
CancerLandscapeオンコロジー領域の開発全体を網羅する治験データベース。オンコロジーに特化した検索フィルターを搭載し、細分化が進む適応症の競合情報を的確に抽出 - 開発動向
Future Trends and Insights学会、企業IR、KOLインタビューを基にピボタル試験で開発が進む薬剤を精査。開発状況、SWOT分析、承認予測などを提供