社長あいさつ
CancerMPact🄬 20年の軌跡- 特別企画第1弾
セミナー『激変の20年~オンコロジーの過去と未来』 - 特別企画第2弾
ミクスOnline・Monthlyミクス記事掲載『激変のオンコロジー市場とCancerMPact🄬 の20年』
社長あいさつ ~ CancerMPact🄬 20周年の御礼 ~
お客様各位
時下ますますご隆盛のこととお慶び申し上げます。
平素は格別のご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。
お陰様で、本年でCancerMPact🄬(キャンサー・インパクト)は販売開始から20周年を迎えることができました。この記念すべき20年という節目の年を迎えることができましたのも、多くのお客様のご支援、ご愛顧の賜物と心より感謝申し上げます。
CancerMPact🄬 は2002年に販売開始して以来、激しく変化するオンコロジー市場の「今」をお届けするために、日々進化し続けています。
20年前に姉妹製品のEpi Database🄬(エピ・データベース)のオンコロジー版として生まれたPatient Metrics(前CancerMETRICS )、2015年にTreatment ArchitectureとFuture Trends and Insightsが加わり、2019年にはCancerLandscapeも仲間入りを果たしました。まさに、市場評価に必要な情報をワンストップでお届けできる「がんの総合データベース」となりました。
今では日本国内で30社以上、グローバルでは70社ほどに上市戦略、LCM戦略、導入品評価、売上予測等の戦略立案の基礎データとしてご活用頂いております。これもひとえにユーザーの皆様からの忌憚のないご意見や改善へのリクエストによるものと存じます。CancerMPact🄬 はまさしくお客様に育てて頂いた製品でございます。
なお、この20年という節目に当たり、がん治療のますますの発展を微力ながら応援させていただくべく『第60回日本癌治療学会学術集会』(2022年10月20日~22日於 神戸コンベンションセンター)に協賛をさせていただきました。また、業界のリーダーが終結したセミナー『激変の20年~オンコロジーの過去と未来』(オンライン開催)も企画しています。
次の20年間も疫学分析や売上予測、開発・治療動向などの幅広い市場分析を通して、製薬企業のパートナーとしてオンコロジー領域におけるサポートとソリューションをご提供するべく、社員一同、より一層精進してまいる所存でございます。
今後ともご指導ご鞭撻のほど、何卒宜しくお願い申し上げます。
サイニクス株式会社
代表取締役社長
ビクター・L・シュレンゼル
CancerMPact🄬 20年の軌跡
激変するオンコロジーのマーケットに呼応すべく、CancerMPact🄬は改善を重ねてきました。次の20年間も疫学分析、売上予測などの幅広い市場分析を通して、製薬企業のパートナーとしてサポート、ソリューションをご提供します。
CancerMPact🄬20周年特別企画セミナー
『激変の20年~オンコロジーの過去と未来』
去る2022年10月17日、CancerMPactを日本国内でご契約いただいている企業の皆様に感謝の気持ちを込めて特別企画セミナーを開催いたしました。
テーマは『激変の20年~オンコロジーの過去と未来』。元・製薬企業OBUヘッド、腫瘍内科医、がん登録・疫学研究の専門家5名をお招きし、大きな変化を続けているオンコロジー領域の20年を振り返りつつ、今後の展望についてお話をいただきました。セミナーには314名・31社の皆様にお申込みいただき、お陰様で盛況のうちに終了いたしました。
講演者/講演内容
※順不同
製薬企業のオンコロジービジネスの20年
・拡大するオンコロジー市場における製薬企業の取り組み
・複雑化する市場環境と難易度を増す市場予見性(Forecast Accuracy)
・臨床開発戦略・マーケティング戦略の変化
・これからのオンコロジービジネス
新藤 隆志 氏
INEx・C&C(アイネクス・シーアンドシー)代表
元 MSD株式会社 副社長執行役員オンコロジー部門統括
がん治療の変遷と治療を取巻く環境の変化
・20年前のTraditional Chemoからその後の分子標的剤の発展、免疫療法の登場のながれ(治療がどれほど変わってきたか)
・治療を取り巻く環境の変化
・がん薬物療法専門医などの登場
・がん診療連携拠点病院制度など
・ドラッグラグ解消に向けての取組み
大熊 ひとみ 氏
国立がん研究センター中央病院 国際開発部門 研究企画室 室長
がんにおける疫学統計と臨床研究の融合の試み
・記述研究に使われるがん統計と、臨床研究で使われる診療データとは別の領域であると捉えられていたが、近年では前者から後者がサンプリングされたり、後者の比較対象に前者の統計が利用されたりして領域が融合しつつある
・海外の事例などを挙げ、日本での実施可能性やあるべき方向を論じる
松田 智大 氏
国立がん研究センター がん対策研究所 国際政策研究部 中央病院 アジア連携推進室 企画戦略局 国際戦略室
日本のがん登録 20年の歩みと今後の展望
・日本のがん登録の歴史
・全がん協生存率公表の舞台裏
・がん登録の現状と課題
・がん登録データの利活用に向けて 他
猿木 信裕氏
群馬県衛生環境研究所長(前群馬県立がんセンター院長)
日本がん登録協議会理事長
がんのデータをどう活用するべきか?
・がん記述疫学で用いられる指標や統計手法について事例に基づいて紹介する
・がん患者、家族、医療従事者に役立つがん統計として、サバイバー生存率など新しい統計指標の見方や地域指標と罹患率、生存率との関係などを解説する
・がん登録資料を社会に還元するための活動J-CIPについて、企業との連携可能性についても共有する
伊藤 ゆり氏
日本がん登録協議会J-CIP委員会委員長
大阪医科薬科大学 医学研究支援センター 医療統計室 室長・准教授
ミクスOnline・Monthlyミクス記事掲載
『激変のオンコロジー市場とCancerMPact🄬 の20年』
2023年1月12日(木)にCancerMPact🄬の20周年に関連する記事をミクスOnlineに、またMonthlyミクス2023年2月号に記事を掲載頂きました。
2022年秋に開催した20周年特別企画セミナーに引続き、多くの皆様にとって本データベースの歴史を振り返るとともに、がん治療や医療環境の変化・発展について振り返る機会となれば幸いです。
記事のポイント
1) CancerMPactの開発の背景がわかります
2) 業界や治療の発展とともに成長してきた20年間の歴史がわかります
3) オンコロジー市場の評価について重要なポイントにも触れています
4) オンコロジー市場および今後のCancerMPactの20年を占います
記事より部分抜粋
“少子高齢化が進み、人口構成がダイナミックに変わっている日本では、高齢者に多いがん疾患の将来予測は製薬企業にとって重要なポイントとなる。「多くの疾患では罹患数や有病者数で市場規模を測ることができますが、がんの場合は進行・再発の患者さんを含めないと薬剤市場が過小評価されてしまう可能性があり・・・”