『企業におけるがん登録データ活用への期待と課題』をテーマに外部講演します

来る2023年3月3日(金)日本計算機統計学会 にて、弊社サイニクス社員が講演させていただくことになりましたのでご紹介いたします。

サイニクス講演概要

製薬企業が意思決定を行う重要なデータとしては幅広く活用し始めているがん登録データ。民間企業がより一層利活用するために望ましいデータとは何か?細分化する治療選択と他のデータベースとのリンケージなどの観点から解説します。

  • 製薬企業が事業性評価に必要なデータとその背景
  • がん登録データの利活用の現状と課題
  • 患者数分析のプロセスと将来予測
  • 製薬企業が望むデータとその理由 など

日時:2023年3月3日(金) 10:00~ (サイニクス講演 15:40~)
場所:ZOOM
参加費:有料

「がん登録」とサイニクス

サイニクスは10年以上もの間、日本がん登録協議会の賛助会員を務めています。また、2017年より二期にわたり厚生労働省 科学研究費補助金 がん対策推進総合研究事業に参加し、研究班の一員として製薬業界におけるがん登録情報の利用実態や利用ニーズ、要望等を調査。その成果を論文として発表しています。

外部講演(実績)

弊社サイニクスではこれまでに日本製薬情報協議会、医薬ライセンシング協会 第291回定例会、日本がん登録協議会などで講演の機会をいただきました。

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